Kindle原稿はDOCX・EPUB・PDFのどれか。日本語の対応条件と読み方を分け、原稿形式と確認するプレビューを三行に。Kindle Createの対応言語も確かめます。
「Kindle原稿はWord、EPUB、PDFのどれで渡せばいい?」と、書き終えた後で迷っていませんか。
日本語の電子書籍では、対応する形式と本の読み方を先に確認します。執筆する道具と入稿する形式を分け、三行メモで候補か次の表示確認を一つ決めましょう。
Kindle原稿を何で書くかと、何を入稿するかは別
WordやGoogleドキュメントは、文章を書く道具です。DOCXやEPUBは、KDPへ渡すファイルの形式です。道具を選んでも、最終的な書き出しと表示確認は残ります。
「PDFなら見た目が崩れないから安心」と考えたくなりますが、日本語のKindle電子書籍への入稿では、対応言語の条件を先に見たいです。紙書籍用の入稿条件とは区別してください。
KDPが案内する日本語電子書籍の主な形式
2026年10月5日にKDP公式を確認した条件です。選ぶ時点の案内も、あわせて確かめます。電子書籍の対応ファイル形式
| 形式 | 考え方 | 日本語での注意 |
|---|---|---|
| DOC・DOCX | Word原稿をKDPで変換する方法 | 複雑な書式は変換後の表示を確認する |
| EPUB | 電子書籍用に整えたファイルを渡す方法 | 変換結果、目次、画像、文字組みを確認する |
| 電子書籍では対応言語に制限がある | 日本語は電子書籍PDFの対応言語に含まれない | |
| KPF | Kindle Createなどの出力形式 | 日本語リフロー型の制作を標準手順としない |
Kindle Createの画面が日本語でも、日本語のリフロー型の本をサポートすることとは別です。公式の対応言語を確認してください。Kindle Createで利用できる言語
「Kindleに送信できた」という個人用の文書送信と、KDPで出版用に入稿できることも別の確認です。自分の端末で開いた結果だけを、出版条件の合格としないようにします。
文章中心か、配置を重視する本かを先に決める
文章を読者の文字サイズに合わせて読む本なら、リフロー型の考え方が候補になります。ページの配置が意味を持つ図版中心の本なら、固定レイアウトを含めて条件を調べます。
形式を選ぶ前に、読者が何をする本かを書いてみてください。説明文を読む、図と番号を照合する、表を見ながら作業する。図の位置が変わると意味が崩れるかどうかで、確認したい点が変わります。
DOCXで作ったから格が低い、EPUBなら品質が高いという話ではありません。選ぶ基準は、読ませたい形を実現でき、表示の確認もできることです。
日本語DOCXとEPUBで、プレビューの確認先を分ける
日本語DOCXは、KDPへアップロードした後のオンラインプレビューで確認できます。ローカルのKindle Previewer 4でDOC/DOCXを直接開く対応は英語の本に限られます。開けないことだけで原稿が壊れたとは判断しないでください。
EPUBでは、Kindle Previewer 4で変換や表示を確かめる選択もあります。以前のPreviewer 3を前提にした手順とは、現行の条件が違います。Kindle Previewerの公式案内、KDPのオンラインプレビュー
目次から章へ移動できるか、画像の文字が読めるか、表の情報が切れていないか。問題があれば書き出し元へ戻って修正し、修正したファイルを再確認します。
三行メモで、候補形式か確認対象を一つに絞る
本の読み方:文章中心/図と配置が重要/まだ不明
候補形式:DOCX/EPUB/対応条件を先に確認
次の確認:__のファイルを、__で確認する
説明用の例なら、「文章中心」「DOCX」「短いサンプルをKDPオンラインプレビューで確認する」と書けます。すでにEPUBがあるなら、「目次の章移動をPreviewer 4で確かめる」という一動作まで絞れます。
固定レイアウトの対応がまだ分からない場合は、無理にDOCXへ決めず、原稿の構成を伝えて公式の対応を確認することが次の作業です。
形式は、読める本をKDPへ渡すために選ぶ
今日は、候補形式か確認対象が一つ決まったところで終えてください。形式を何度も変える前に、読者の読み方と確認先を残します。
執筆する場所から迷っている人は、Word・Googleドキュメントと原稿の保存場所の選び方へ。エラーが出ているなら、Kindle原稿のアップロードエラーの切り分けが先です。工程全体は、Kindle出版の始め方で確認できます。