人間関係にはメンヘラ要素を最大限に引き出してしまう関わり方があるって気づいた話

【水】関係性の港ケイの探求録

先日、ピンタレストを見ていたら、
人との関わり方について問い直すキッカケとなる
そんな面白い考えの投稿に出会いました。

その投稿がこちらです。

付き合った子みんなメンヘラなんだよな~(笑)って、自慢話のように言っている男よくいるけど、みんなが元々メンヘラなんじゃなくて、誰しもが持ってるメンヘラ要素を最大限に引き出してしまうほど、相手を不安にさせて追い詰めてしまっていることに気づいたほうがいいし、そんな誇らしげに話すな

とても深くて鋭い指摘だなと思ったんですね。

特に印象深かったのは、下記の点ですね。

印象深かったところ
  • みんなが元々メンヘラなわけではないが、何かしらのメンヘラ要素は持っている
  • 相手を不安にさせてしまうことで、そのメンヘラ要素を引き出してしまう。

この洞察は、私たちの関わり方次第で、
相手の最良の面を引き出すことも、
逆に負の面を引き出してしまうこともある、
ということを教えてくれました。

この投稿を機に、
私は人間関係についてさらに深く考えるようになりました。
そして、以下の二つの点に気づきました。

気づいたこと
  • どんな人もある種のメンヘラ要素(精神的な脆弱性や刺激的な短所)は持っている。
  • それらが表に出てくるかどうかは、私たちの関わり方次第である。

この考え方を踏まえて、私は「すべては自分の関わり方次第で変わる」という視点を強く持つようになりました。

関わり方で人は変わるエンタメの実例

この考えを深めた一つの具体例は、
漫画「キングダム」の秦国太后の美姫の物語です。イメージがこちら。

全く顔つきが違いますよね笑

彼女は、呂不韋という一人の男との関わり方によって
人生も人格も顔つきも全て変わってしまったんですね。

これはマンガの事例ですけど、
現実世界でも同じように考えることができます。

現実的な事例でいえば、昔、
『50日間で女性の顔は変わるのか!?』
というテーマの番組がありました。

整形やダイエットは一切なしで、
環境を変えただけで、どれだけ女性の顔は変わるのかを検証した番組です。

その中の一人の女性は、イタリア語を勉強しながら、
先生たちに褒められまくる生活をするという環境を与えられました。

初めの頃は、
先生たちからのとめどない褒めシャワーに
あたふたしていた彼女でしたが、

一緒に勉強するお姉さんから
メイクやアドバイスをもらい、
次第に自信が芽生えるようになっていきました。

すると、
行動にも変化がでてきて、

  • お部屋を綺麗に掃除するようになる
  • 教えてもらった自分のチャームポイントを活かすようになる
  • メイクやコンタクトレンズなど新しいことに挑戦する

その結果…

なんと、かわぁいい。

開始前と50日後で
別人に変化しちゃいました。

これらの事例から言えるのは、
美女にも悪女にも、自分の関わり方次第でできちゃうということ。

すごくないですか?
関わり方が変わっただけで
めっちゃ変わるんですよ。

そういえば、性善説、性悪説ってあるじゃないですか?

今回の学びから思ったのは、
その人の善や美しさを引き出す関わり方をしているか
悪や汚さを引き出すか関わり方をしているか
この違いじゃないかなと思っていました。

あくまで個人的な見解なので、
これが正しいというわけじゃないですけど、
そう考えた方が都合が良いです。

だって、自分という変えられるものに
フォーカスを当てられるから。

相手が元々悪い人という風に設定すると
自分は一切変えなくていいってなっちゃいますし
それだけ関係性の溝が深まるだけなんですよね。

私自身、それを何度かやってきた経験があるし
今回の視点から過去に交際させていただいた方たちとの関係性を振り返ってみると
悪い喧嘩のほとんどは、自分自身の関わり方によって
交際相手の悪い側面を引き出していたんだと思えてなりません。

相手の善さを引き出す関わり方をするための5つの誓い

さて、冒頭の琴線に触れたツイートへの理解を深めて、
私自身、決意したことがあります。

それは、
【相手の善さを引き出す関わり方、生き方を追求する】
ということです。

この思いを実行に移すため、私は日々、
「命の授業」で腰塚勇人さんの提唱する

【5つの誓い】を意識する習慣を始めようと思いました。

5つの誓い
  • 「口」は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。
  • 「目」は人の良いところを見るために使おう。
  • 「耳」は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。
  • 「手足」は人を助けるために使おう。
  • 「心」は人の痛みがわかるために使おう。

それぞれのパーツを使う時に、この宣誓を意識して
その通りに行動できているか、使えているかを考える。


そういう繰り返しによって、
「相手の善さを引き出す関わり方」が深まるのではないかと思います。

下記は、私が新しい習慣に
盛り込む内容について
ご紹介しています。

1. 「口」は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう

毎日、自分、家族や友人、同僚に対して
一つでもいいから、ポジティブな言葉を
かけるように心がけます。

例えば、

  • ありがとうございます
  • 今日も一日お疲れ様
  • その発想、素晴らしいですね/さすがですね!

などなど。

私は相手に何かしてもらったら
ついついクセで「すいません」と
謝ってしまうので

その謝りの口グセを
意識して感謝に切り替えようと思います。

2. 「目」は人の良いところを見るために使おう

無意識で人と接すると、ついつい短所や欠点を見がちなもんです。

だからあえてそこで意識して、
その人の長所や良い点はないかという
「良いところ探しゲーム」を初めてみようと思います。

もしも欠点や短所しか見えないときは、
その欠点や短所から学べることは何かという風に

考えてみると、あら不思議。

相手の悪いところ探しが
まさかの「相手のおかげで気づけたところ探し」へと変わります。

すると、感謝できる点が増えていくので
こちらもオススメです。

3. 「耳」は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう

相手の話を”最後まで聴く”って難しいですよね。

しかも何が難しいって、”最後まで聴く”の最後って、
話の最後じゃなくて、相手の真意まで汲み取るって深い意味があると思うんですよ。


私は全然それができてなくて、ついつい
結論を急いで、相手の話を途中で遮ってしまったり、
省エネしたくてパターンに当てはめて話したり、
スマートフォンやPC操作しながら会話したりしがち。

まずはこういう点を辞めていくことから始めていきます。

そして、相手の話というか心よりもっと奥で感じていることを
”最後まで聴く”ことができるようになります。

4. 「手足」は人を助けるために使おう

身の回りで困っている人がいれば、
無理のない範囲で積極的に手を差し伸べます。

例えば、
重い荷物を持っている人がいれば、手伝いを申し出たり、
高齢者が交通機関を利用している際には席を譲る、
日々の小さくてもできることから心がけていく。

そういう意識を持つことからスタートかなと思います。

5. 「心」は人の痛みがわかるために使おう

他人の感情や立場に立って
物事を考えたり、共感するって
なかなか難しいことですよね。

これは、”最後まで聴く”とうこととリンクしますね。

持っている語彙のボキャブラリーで
なんとか会話として表に顕現した内容から
相手の言葉の裏に潜む真意を紐解いていく。
まるでミステリー小説ですね。

そうやって、相手の感情や
その感情が生まれた背景を理解しようとする姿勢を
まず持つことから始めようと思います。

まとめ

人は一瞬で変化できる生き物です。
さっきまで声を荒げていた奥さんも、
電話が鳴れば余所行き声に変わる。

それくらい実はカンタンに人は変われる。
だからこそ、相手との関わり方を変えてみると
面白い変化が始まるかもしれません。

ここまで読んで、あなたは今日の内容をどう感じましたか?

お互いの善さを引き出し合い、
より良い関係を築いていくために、
今日からできる小さな一歩を共に踏み出してみませんか?

この記事が、人との関わり方を見つめ直す
そんなキッカケになれば幸いです。

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