「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」 鬼滅の刃、水柱・冨岡義勇のこのセリフ。 初めて聞いた時は、 「かっこいい名言だな」 くらいにしか思っていませんでした。 でも最近、AIを毎日のように使う中で、この言葉が頭をよぎる瞬間…
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」
鬼滅の刃、水柱・冨岡義勇のこのセリフ。
初めて聞いた時は、
「かっこいい名言だな」
くらいにしか思っていませんでした。
でも最近、
AIを毎日のように使う中で、
この言葉が頭をよぎる瞬間が増えています。
なぜなら、
これってもしかすると、
“AI時代を生きる上で、最も大事な言葉の一つ”
かもしれないからです。
AIは便利。でも、少し怖い

もちろん、
AIは危険だから使うな、
みたいな話ではありません。
むしろ僕自身、
AIにはかなり助けられています。
- 記事執筆
- アイデア整理
- タイトル案
- 壁打ち
- 構成設計
正直、
AIなしでは今の発信速度は実現できません。
でも、
便利だからこそ、
最近ひとつの違和感を持つようになりました。
それは、
「AIに答えを聞き続けていると、
“自分はどうしたいのか”を考えなくなる」
という感覚です。
AIに答えを聞き続けると、「自分はどうしたい?」が消えていく

AIは、すぐに“正解っぽいもの”を返してくれる

AIって、本当に優秀です。
質問すれば、
一瞬で答えが返ってくる。
しかも、
- かなり論理的
- それっぽい
- 自信満々
- 読みやすい
だから、
つい聞いてしまうんですよね。
- 「どっちが正解?」
- 「どうしたらいい?」
- 「伸びるのは?」
- 「売れるのは?」
- 「最適解は?」
もちろん、
聞くこと自体は悪くありません。
問題は、
“自分で考える前にAIへ聞く癖”
がついてしまうことです。
気づくと、「自分の本音」がわからなくなる

AIに聞けば、
すぐ答えが返ってくる。
だから、
悩む時間を飛ばせてしまう。
でも実は、
- 悩む
- 迷う
- 違和感を持つ
- 葛藤する
この時間って、
かなり大事なんですよね。
なぜなら、
その過程の中で、
「自分は本当はどうしたいのか?」
が見えてくるからです。
でも、
答えを外側から受け取り続けると、
少しずつ、
“自分の感覚”
が鈍っていく。
これ、
かなり怖いことだと思うんです。
実は多くの人が、「自分で考えてるつもり」になっている

「正解探し」は、本当に自分の意思なのか?

多くの人は、
「ちゃんと自分で考えてる」
と思っています。
(僕もそうです)
でも実際には、
- 失敗しない選択
- 評価される答え
- 炎上しない意見
- トレンド
- 最適解
ばかり探してしまう。
これって、
本当に“自分の意思”なんでしょうか。
AIは、その傾向をさらに加速させる

AIは、
こちらを否定しません。
むしろ、
「その方向でいきましょう!」
と、
どこまでも加速して
どこまでも背中を押してくれる。
だから気持ちいいんですよね。
でも、
怖いのは
ここなんです。
AIは、
「その方向、本当にあなたが望んでるの?」
「本来のあなたからズレてない?」
って問いまでは、
基本的にしてくれません。
(そういう風に指示したら
動いてくれますが)
つまりAIは、
“導いてくれる存在”ではなく、
“今の思考を増幅・加速する装置”
なんですよね。
この状態、実は「恋愛依存」とかなり似ている

例えば恋愛でも、
- 「どこ行きたい?」
- 「何食べたい?」
- 「どうしたらいい?」
- 「決めてほしい」
ばかりの関係って、
最初はラクなんです。
自分で悩まなくていいから。
でも、
その状態が続くと、
だんだん、
“自分の本音”
がわからなくなっていく。
主導権を渡し続けると、自分で選べなくなる
相手の顔色を見て、
相手に合わせて、
相手の正解を待つ。
そうすると、
少しずつ、
「自分が何をしたいのか」
が消えていく。
これ、
AIとの関係でも、
かなり似たことが起きると思うんです。
AIは「答え製造機」ではなく、「問いを深める相棒」

AIは、
文章を整えるのが
本当、上手です。
でも、
AIに全部任せると、
- 綺麗
- 読みやすい
- 正しそう
なんだけど、
“体温を感じない”
そんな文章になりやすい。
なぜなら、
そこに、
- 悩み
- 違和感
- 葛藤
- 人生
が乗っていないから。
方向性は、自分で決める

僕がAIを使う時に、
かなり意識していることがあります。
それは、
「方向性だけは、自分で決める」
ということ。
AIに人生のハンドルの
全ては明け渡さない。
自分の問いだけは、
自分で持ち続ける。
その上で、
- 言語化
- 整理
- 壁打ち
- 発想拡張
を手伝ってもらう。
この使い方なら、
AIはとてつもなく強力です。
AI時代ほど、「自分の言葉」が価値を持つ

これからの時代、
一般論や平均的な情報は、
AIが大量に作るようになります。
つまり、
「情報量」
そのものの価値は、
どんどん下がっていくんですよね。
最後に残るのは、「その人の人生」が乗った言葉

だからこそ、
これから価値を持つのは、
- どんな違和感を持ったのか
- 何に怒ったのか
- どこで悩んだのか
- 何を美しいと思ったのか
- どんな人生を生きたいのか
そういう、
“その人の人生”が乗った言葉
だと僕は考えています。
AIは、
その言葉を一緒に磨くことはできる。
でも、
“人生そのもの”
までは代わりに生きてくれません。
だからこそ、
AI時代ほど、
「自分はどうしたいのか?」
という問いを、
手放してはいけない。
僕は、
そう思っています。